2012年8月3日金曜日

メンバー全員が主人公。組織は大きな物語。

※この記事は推敲して、別ブログへと移行しました。
こちらからご確認ください⇒「学生団体へのススメ」

組織ってなんだろう?ってたまに考えることもあると思います。

たくさんの人がいて、決められた活動をする場所?
目的を達成するために集まった人たちの集団?
メンバーが楽しむ場所?
じゃあ、メンバーってなに?

もし自分が組織ってなにか、聞かれたら、
組織は「大きな物語」って答えています。
そして、そこにいるメンバーは「物語の主人公」


物語っていうと、とても大きく感じると思うので言い換えると、
マンガや小説、ドラマだとどうですか?
「ONE PIECE」でもいいし、「スラムダンク」でもいい。
ドラマだと定番だけど「オレンジデイズ」とか「ウォーターボーイズ」?


学生団体も会社も同じだと思っています。
みんなで1つの夢に向かって突き進んでいく物語です。

男たちで学校でシンクロをやるか、
いろんな大学の学生たちでさいたま新都心で国際フェスをやるか、
たったこれだけの違いです。

メンバーはその物語の登場人物です。
端から見たら代表は主人公に見えるかもしれない。
でも、ドラマの脇役にも1つの人生があって輝いている。

組織の場合は人に見せる必要なんてないし、どのポジションが主人公なんてない。
自分がその役に満足していたら、それでいいんじゃないかって思います。

組織という物語は、メンバーという登場人物を動かします。

たくさんの人が物語に関わるように人を集めて、物語を始めます。
メンバーに役を与え仕事を授けて活躍させてくれます。
みんながハッピーエンドになるようなストーリー展開を広げていって、
1つの結末へ向けて登場人物をまとめていってくれます。
ストーリーが一段落したら、登場人物が変わるかもしれないし、
新しい第2章が始まる予感かもしれない。

その物語を動かしていくのは、
物語のなかにいる登場人物のメンバーたちです。

そう考えていくと、組織って楽しく見えてきませんか?


でも、実際はそんなに楽しくないぞ、、、っていうときは、
物語か登場人物に問題が少しあるのかもしれません。

より良い物語が生まれるように、
物語である組織と、登場人物であるメンバーがどうすればいいか、
最後にお伝えしようと思います。


メンバー全員が舞台にたてるような役割の組み立て

物語の大きさで役の量もある程度決まってしまいます。

100人で幼稚園でやるような「桃太郎」をやったら、
後ろに立ってる木の役の子供が果てしなく増えてしまいます笑。

やり方は2つあるかなと思って、
1.役割の量に合わせてメンバーを集める
2.メンバーの数に合わせて物語を大きくする

1つ目はメンバーを増やしすぎない。
10人で出来るなら10人でやればいい。
実際にメンバー募集を止めたり、面接するような学生団体もあるし、
企業はまさにそうですよね。立ってるだけの役は要らない。

2つ目は、組織を大きくしてしまうことです。
これは企業だと大分大変ですが、学生団体であれば能力次第でいけます。
だって、「100人でやる桃太郎」って面白くなりそうじゃないですか?
100人が活躍できるようなポジションを作ってあげればいい。
活動の幅を広げたり、役割を細分化したり、新しいことを始めてもいい。
これは組織の中心メンバーの力量次第ですね。

メンバー全員が主役になれるストーリーをつくる

これは代表など組織の中心人物に気を付けてもらいたいこと。
全員が主人公になれると言いましたが、それは他人の役を奪わなければ、の話です。

・メンバーがやりたいことをやらせてあげる
・メンバーが活躍できるような環境を提供する
・人の手柄を奪わない
・成功したときはしっかりと祝福する

しっかりと出来ていますか?
自分が主人公になれない物語はつまらないです。
脇役でいいや、ってメンバーが思った瞬間、そのメンバーは輝かなくなります。

1人の主人公しか輝かない物語はつまらないです。
ゾロもサンジもウソップもいないワンピースなんてつまらないでしょ。
そして、 組織の衰退にも繋がってしまいます。
1人では物語が広がらないし、単調になりがちです。
(名探偵コナンとかサブキャラでる回じゃない限り、絶対に読まないなー)

だからこそ、代表は早く主役の座をみんなに明け渡して、
組織という物語の作り手に回ることをおすすめします。

組織の大きな物語を理解する

今度は登場人物側のメンバーのお話です。

組織という物語をまずは理解しましょう。

・どうやって物語が生まれたのか
・今までどんな人たちがいたのか
・これからどんなストーリー展開になるのか
・一番のハッピーエンドはなんだろうか

たった1年でもたくさんの物語が組織にはあります。
そのなかに詰まった大事な想いを拾っていき、
これから先の物語へと紡ぐ大事な役を担っているんです。

自分の役割をしっかりと見つける

物語が段々と分かってきたら、そのなかで自分が何ができるのか、
自分の役割を見つけてみましょう。
人は1人では前に進みません。
大きな物語のなかで自分がやりたいこと、すべきことをしてください。

・飲み会で周りを盛り上げていってもいい
・会議で厳しい意見を言ってみんなを成長させてもいい
・影からメンバー全員を助けていくドラマとかでモテそうな役でもいい

自分ができることを見つけて、物語のなかで精一杯活躍してください。

メンバー全員が自分の役割を見つけて活躍している物語は本当に面白いです。
そういった組織は成果を出して、周りも楽しそうと感じてくれます。


どうせやるなら、そんな物語を作りたくないですか?



最後に余談ですが、もし自分が会社を作ったときには、
会社とメンバー全員の物語をマンガにしたいと思っています・・・笑。





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