2012年8月1日水曜日

優れた組織に共通する3つの条件

※こちらの記事は推敲して、別ブログへと移行しました。
こちらからご確認ください⇒「学生団体へのススメ」


今回は、自分が優れた組織が共通して持っている、と思った3つのことを伝えたいと思います。

たとえ、どんなに昔からある組織でも、この3点が出来てないと弱さを感じます。
それでもすごいと思われているのは、今までの実績であったり、規模の大きさなのかなと。

逆に、出来たばかりで人数も少ないような組織でも、
この3点がしっかり出来ていると、とても将来性を感じます。


ということで、優れた組織に共通する3つの条件です。

1.ビジョンが明確で浸透している。

これが出来ているかどうかを確かめるのは簡単で、
メンバーの1人に「組織の理念は?」と聞くことです。

すんなり答えられたら、全く問題無いです。
質問で深掘りしても問題なければ、本当に優秀だと思います。
ただ答えられなかったり、自信がないようであれば、
それは組織の理念やビジョンが浸透していないことになります。


組織のビジョンは、これから目指すべき姿で、理念は組織の存在目的でもあります。

メンバーがこれらを理解していないということは、
活動を理解していないことと同意義で、ただ言われたことをやったり、
その場だけの活動をしていることと同じです。


そして、「情報共有」ではなく、「共通認識」を目指しましょう。

理念を言えるだけではなく、説明できなくては意味が無いです。
また、理念に対する理解が人によって違う場合もあります。
理念やビジョンに対して、各々がどう捉えているか互いに理解することで、
共通の認識を持った上で、活動していきましょう。

そうすることで、組織の方向性が定まり、
安定した活動を送っていける形ができるはずです。

2.現場力が強い。

小さい組織であれば全員が現場で動くことになるでしょう。
大きい組織であれば、新メンバーを中心とした新しく入った新人たちです。

結局、活動を進行させていくのは、
代表や幹部陣ではなくて、1メンバーの各々のチカラに任せられます。

つまり、活動を実際に遂行させていくときに、
自分だけでなく現場で動くメンバーのチカラが必要になっていきます。
その各々がしっかり動けている組織は強いです。

また、中心のメンバーだけが強くても駄目です。
というのも、組織は民主主義だからです。

正しいと思っても、それに対してメンバーが賛同しないと動けません。
結局、実際に動くのはメンバーなので、
そのメンバーが納得できるモノでないと本気で動いてくれません。
本当に正しいことを理解して受け入れ動けるほどの頭がメンバーにも必要です。

正論は決して楽なものではなく、大変な場合もあるからこそ、
それを理解して動けるメンバーが現場にいることが大事ですね。

3.役割を超えた働きをする。

メンバー自身の役割は決まっていると思います。
営業のチームであれば、営業で成果を残すこと、が1つの役割でしょう。
どんな人も自分の役割を持った上で動いています。

そういった役割分担ができているという前提で伝えますが、
本当に優秀な組織は、自分の役割を達成させた上で、もう一歩先の動きをします。

自分の役割を果たす、言われたことをできる、のは当たり前です。
その枠を越えて、自分の役割以上の働きをしたときに、組織は一回り大きくなれます。


・自分はメディアだから、営業は知らない、
・営業が担当だから、イベントがどうなっているか興味ない、
なんてことになっていませんか?

何をすれば組織がもっと良くなるか、
いつもより視点を広く持った上で活動できると素晴らしいです。



ということで、簡単に優れた組織に共通する点を伝えましたが、
自分たちの組織と照らしあわせて、どうでしたでしょうか?

まだ出来ていない場所があったら、
まずはその意識から変えて、実践していきましょう!




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